大菊ver


「ねぇねぇ大石、好きって10回言ってみて!」
「?どうしたんだ、急に?」
「いーからいーから」
「好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き」
「・・・・・・」
「これでいいかな?」
「・・・・・・」
「・・・英二?」
「えっ、う、何っ?」
「10回言い終わったけど」
「えっ?!あ、うん。・・・ありがと」
「どういたしまして。でもどうしたんだ?急に」
「えっと、好きってたくさん口に出したらその分だけ・・・大石が俺のこと好きになってくれないかな 〜と思って・・・(///)」
「!!・・・」
「俺、いつも大石のこと好きって言うじゃん!そうするとますます大石のこと好きになるからさ。大石 もそうなればいいなって・・・でも」
「でも?」
「好きってたくさん言ってもらったらその分だけ俺が大石のこと好きになっちゃったみたい」
「そりゃ英二のこと考えながら言ってたからね。俺の気持ち伝わった?」
「っ!えと、その・・・・うん」
「それは良かった。いつも英二の“好き”で俺も英二のこと好きになってるんだからたまにはね」
「え?」
「だから、俺も英二に好きって言ってもらっただけ英二のこと好きになってたんだよ」
「〜〜〜〜〜っ!大石ずるいっ!」
「そうか?」
「そうだよ!だって俺にはあんまり好きって言ってくれなかったじゃんっ!」
「だから英二が言ってくれただろ?それに俺が英二に好きって言いたいときは英二がいつも先に言っち ゃうし」
「そういうところがずるいんだよ〜〜っ」
「・・・・・・そう言われてもな(微笑)」
「む〜〜〜」
「・・・・・・(クスクス)」
「・・・・・・。ねぇ」
「うん?」
「もう一回言ってくれる?」
「何を?」
「だから―――――」
「英二、好きだよ」
「っ!!??(真っ赤)」
「愛してる」
「お、俺も大石のことメチャクチャ好きだからなっ!!愛してるっ!!」



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鳳宍ver


「宍戸さん!好きって10回言ってくださいっ!!」
「・・・・・・はぁ?!」
「だから好きって10回言ってくださいっ!!」
「んなこと二回も言ってんじゃねぇ!!」
「じゃぁ言ってくれるんですかっ?!(期待に満ちた目)」
「ぜっってぇ言わねぇ・・・!!(何がじゃぁなんだ)」
「っ!!」
「大体何なんだよ急に」
「だって・・・・・・」
「んだよ?!(不機嫌)」
「・・・・・・。もういいです。自分で言いますから!」
「はっ?!だから何だって――――・・・」
「宍戸さんっ!」
「(ビクッ)お、おうっ?!」
「・・・・(深呼吸)」
「(・・・・何だよ?目がマジだぞ)」
「――――好き、です」
「・・・ッ?!」
「好き、好き、好き、好き」
「・・・・・・・」
「好き、好き、好き」
「・・・・」
「好き、好き」
「・・・」
「好き、です」
「・・・」
「――――宍戸さん?」
「・・・バーカ」
「えっ?!」
「一回多いじゃねーか」
「あ・・・。で、でも10回じゃ足らなかったんですよ・・・っ!本当はもっと言いたいぐら――――痛 っ!!」
「ふんっ」
「い、いきなりデコピンはないじゃないですか〜〜(涙目)」
「うるせぇ。だいたいなんでお前がそんな泣きそうな面して好きなんて言ってんだよ」
「え?泣きそう・・・?」
「気づいてなかったのかよ、激ダサ」
「!だって仕方ないじゃないですかっ!本当は宍戸さんに言ってもらいたくて、でもいつも俺ばっかり 言ってて、こんなに好きなのは俺だけなんじゃないかって・・・それで・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・好きって言ったら、その分だけ気持ちが溢れ出しちゃうんです。今でもこれ以上ないぐらい好 きなのに。もっと好きになっちゃうんです。だから宍戸さんも好きって声に出してくれたら俺のことも っと――――」
「っとに激ダサだな!」
「!!宍戸さ―――――」
「んなの言われた方だって同じに決まってるじゃねーか!」
「・・・え?」
「ったく・・・オラ!もっとこっちに来いっ!!」
「うわっ?!宍戸さっ?!」
「(深呼吸)。・・・・好きだぜ、長太郎」
「・・・・っ!!」
「分かっただろ?」
「・・・宍戸さんっ!(抱きつき)」
「!今日だけだからな!それと、言われた方だって好きの気持ちは大きくなるんだよっ!ってあ〜!! 何言ってるんだ俺は!!」
「はいっ!俺、本当に嬉しいです!!それから・・・俺、本当に宍戸さんのこと大好きですっ!!」



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忍岳ver


「え〜と、朝部活の前に1回でしょ。教室に行く前に1回に休み時間に1回、お昼ご飯の時に全部で3回 。それから・・・」
「・・・がっくん、何数えてるん?」
「ん?何って、俺が今日一日で侑士に好きって言った数だよ」
「・・・・・・」
「俺がこんなに侑士に好きって言ってるのに、侑士が俺に言う数って少なくない?」
「そうか?俺も結構言ってると思うんやけど。それにな、そういうのは数言えばええもんとちゃうで? 」
「え〜!だってたくさん言われた方がいいじゃんっ!」
「・・・・・・(苦笑)。岳人らしいけどな、今日岳人が好きって言った状況を思い出してみ?」
「なんで?」
「例えばな。休み時間に家に忘れた教科書借したときとか、お昼休みにから揚げあげたときとか。“や っぱ侑士大好き”って言われてもなぁ・・・」
「・・・・・・嬉しくない?」
「そういう訳やないけど」
「分かった!じゃぁ俺が侑士のこと10回好きって言うからそこで聞いてて!!」
「・・・何でそうなるん?」
「いいから聞くっ!!」
「はいはい」
「“はい”は1回!!」
「はい」
「俺は、侑士のことがね好き、大好き。すっごく好きなんだよ。好きで好きで好きで好きでたまらない んだ。だから何度でも言うんだよ。」
「岳・・・」
「好き。大好き。すっごく好きっ!!」
「・・・・・・」
「ん?今ので10回?やっぱ言い足りないかも。20回にしておけば良かったかなぁ。あ、でも何度言って もそう思うんだから同じか」
「・・・・・・はぁ。(反則や)」
「どうかしたの、侑士?」
「なんでも」
「で、どう?」
「・・・・・・」
「俺はさ、侑士、些細な事でも侑士のこと好きだなぁって実感したらそれを侑士にも伝えたかったんだ 。確かに、少ないからこそ価値があるっていうのも分かるけど、でも・・・」
「岳人には叶わんなぁ・・・」
「!少しは分かってくれたんだ?」
「そりゃ、俺も何度だって“好き”って言いたいのを我慢しとるからなぁ」
「えっ!何で我慢してんだよ?!」
「たくさん言ったら意味が薄くなるやないかと思ってん。実際に女子にはよくいっとったし。でも、岳 人に対する“好き”は別もんやから」
「・・・・・・」
「それが、俺の“好き”なんや。今まで通りで勘弁してくれるか?」
「分かった。でも、俺だって今まで通りにするからな!それと・・・」
「ん?」
「侑士、10回言え、とまでは言わないけどさ。俺にも“好き”って言ってくれない?」
「もちろん。な、岳人、好きや。世界で一番岳人のこと好きや。だからな。これからも、何回でも何十 回でも俺のこと“好き”言うてな」
「おう!任せとけっ!!」



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跡ジロver


「跡部〜〜〜」
「なんだ?」
「好きって10回言ってくれない?」
「・・・・」
「な、何?」
「いや?別にいいぜ?10回でいいんだな」
「う、うん」
「オラ、せっかく俺様が言ってやるんだ。聞き漏らさないようにもっと近くに寄れよ、あーん?」
「おわっ?!って、ちょっ、跡部!それ近すぎ・・・っ」
「ジロー・・・」
「(ビクッ)」
「好き、だぜ・・・」
「ッ!!!(///)」
「好き」
「〜〜!(///)」
「好き」
「〜〜!!(///)」
「好き」
「〜〜っ!!(///)」
「好き」
「〜〜〜っ!!(///)」
「好・・・」
「あ、ありがとっ!もう・・・!」
「あーん?まだ5回しか言ってねぇぜ?」
「ッ!!だってあとべっ、耳元・・・っ(真っ赤)」
「そりゃ愛の言葉を囁くならそれが基本なんじゃねぇの?(ニヤニヤ)」
「う〜・・・、反則だよぉっ(涙目)」
「・・・・・・(お前も十分反則だろ)」
「?あとべ??」
「あ?」
「お、怒ったの?」
「・・・・・・(溜息)。せっかく俺様が10回好きって言ってやろうと思ったのに拒否するなんざいい 度胸だな」
「!!」
「5回だ」
「へ?」
「足りなかった5回分。お前が俺に言えよ」
「・・・・・・うん!跡部(深呼吸)、すき、すき、すき、すき、す・・・んうっ?!」
「・・・・・・」
「・・・・ぷはぁっ・・。跡部、いきなりキスすることないじゃんっ!5回目、言い終わってなかった のに」
「・・・・チッ(我慢が出来なかった)」
「跡部〜?」
「バーカ」
「え〜?!(不満顔)」
「そんなの、何回言ってもいいに決まってんじゃねーか」
「!!俺ねっ!やっぱり跡部のことが世界で一番大好きだよっ!



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